接客に注目してみよう|不動産会社の決め手

つみ木

困難な権利を売却するには

相談

業者選定から承諾交渉まで

借地の権利である借地権とは建物所有を目的とする地上権又は賃借権を言います。この借地権を売却しようとした場合に様々な困難が生じます。この借地権は土地の所有者に地代の支払いが発生するものであり、それは所有者の重大な関心ごとであるため地主の承諾なき限り移転することができません。また、この承諾を巡って地主とトラブルとなることもあり借地借家法第19条の規定に基づく地主の承諾に代わる裁判所の許可を求める場合も生じます。このような場合に借地権を売買する業者に相談する必要が生じてきます。まず、自分が有する権利を売却したいと考えた際には不動産売買を業とする会社に連絡してアポイントを取ることとなります。その際には借地権に関する売買の相談であることを明示して当該業者が取り扱っているかを確認する必要があります。その際には、宅地建物取引業者として売買の媒介を行う業者かそれとも自己で買い取る業者かを確認するとよいでしょう。前者では取引相手が見つかるまで時間がかかる場合があるからです。次に、アポイントを取った会社に相談に赴くか出張相談にきてもらいましょう。その際には、権利の登記がされているならば登記簿、借地に係る契約書を準備し、土地の上に建物が建設されているならばその建物の登記簿等や不動産課税状況が分かる資料を用意しましょう。利用期間等の契約内容により当該権利の売却価格に差が生じるためです。続いて、通常は現地査定が行われます。土地の所有権を売買する場合は路線価が市場価格の7割から8割程度で売却価格の目安がつくのですが、借地権の場合は地代支払分を控除したりするため評価が複雑になります。気になる場合は算出根拠を確認しましょう。そして、売却の段取りになると、地主との承諾交渉が生じます。相談業務の一環としてこの承諾交渉も行う業者もあるのでその際は交渉代行の手続きをお願いしましょう。